過去に作ったソフトウェアのメモ-第一弾-したらば巡回くん(6)

 前回、スレッドプログラミングについて触れていましたが、あれよりも良い方法を実現できたのでこれからはノータッチで行きます。複数のマシンを用意して物理的に並行させます。

書くこと

・これまでの案の図化

・これからの案の図化

・新しい案の触感

 

これまでの案の図化

 今まで文字ばかりの説明だったので、図を盛り込んでみます。

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図1-図中の走っている人が今回の主役の巡回ソフトウェアくんです。巡回ソフトウェアくんがAPIとリクエスト、レスポンスの通信をしているイメージです。手抜きですみません。これ以降もずっとこんな感じです。

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図2-コンピューターを借りることでIPを増やす。その増やしたIPを仮面としてAPIと通信するイメージです。APIへのリクエストを1つ送ると、次は別のIPを使用します。借りているコンピューターの性能があまり良くないので速度に不満があったモデルです。あとちまちま計算してスレッドがどうのこうのって言っていたのもこのモデルです。

これからの案の図化

 サーバーを借りているのだから、処理をまるごとその借りているサーバーたちに委譲しよう!という案でやってみました。すると通信速度はとても改善されました。ほとんど自宅PCからアクセスするのと変わりません。あとは入出力関連をこの運用方法に適した形にして、サーバーに巡回ソフトウェアくんを設置、走らせるだけです。

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図3-今の案

新しい案の触感

 特に不満はありません。まだ初めてなので改善点がポロポロ出てくる段階ですが、いまのところ全部対処可能です。したらばのカテゴリーの数が18個なので18のサーバーインスタンスを起動しています。そしてそのサーバーそれぞれで独立してアクセスと処理を行っています。

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図4-珍しいので撮ってみた

これでデータがローカルに集まればAA関連板の評価関数についての実験がしやすくなるのですが…さあどうなるでしょう。